羊毛フェルト【にじたま屋】

羊毛フェルト「うちの子」オーダー専門店

ハンドメイドで、安定した売上を上げる為に「本当に必要な事」

羊毛フェルト「うちの子」オーダー専門店【にじたま屋】作家のきたがわたけしです。

このブログでは実際にハンドメイド一本で生計を立てている僕の「生の情報」を発信しています。

 

一生懸命作ったハンドメイド作品、「本当はもっと高い値段で売りたいのに、安くしないと売れない…」って悩んでいませんか?

今回の記事では、安定した売上を上げる為に「本当に必要な事」を簡単にまとめました。これを分かっていないと絶対に安定して売上を上げる事なんて出来ません!

ハンドメイドの価値を高める為にも凄く重要な事なので、是非ご一読ください!

 

 

作品を売ろうとするな!

自分で作ったハンドメイド作品を販売するって、簡単なようで簡単ではありません。

作家は結構大変ですよね。

一つの作品を作り上げる為に、構想を練って、材料を仕入れて、作製時間を確保して、細かい作業をして…(本当はもっとあるけど)

その労力に見合った価格で販売したい!って思うけど…、でも「安くしないと売れないから…」って、結局「安売り」していませんか?

 

その「安くしないと売れない」「安くしてでも売ろう」という考え方…これが、駄目なんです。

 

勘違いしないで欲しいのは「安くする事」が駄目なのではなく、「売ろうとしている事」が大間違いなんです!

 

なぜ、「売ろうとする事」が駄目な事なのか?

はぁ?「売る事」が駄目って、意味わかんない…って思いますよね。

僕も最初は「売る事」ばかりを考えて「売れる作品にするには、独自性のあるデザインを…」とか「売る為には、どうやって宣伝しようか?」とか…今考えると、間違った行動ばかりとっていました。

 

当時はヤフオクで作った作品を出品して、安値で売れたり売れなかったり…

そんなある日、「亡くなったチワワを作ってもらえますか?仏壇に飾れるように10cmくらいの大きさの物を…」という依頼が入りました。

はじめての「亡くなった子」を作るオーダーの仕事

僕はこの仕事で商品やサービスを売る事・買う事「ビジネスの本質」を理解する「きっかけ」が出来ました。

 

ビジネスの誤解と本質

なんか「ビジネス」って言葉を聞くと、怪しいとか金儲けとか…なぜか良くない印象を持つ人が多いというか「ビジネス」を誤解している人が多い気がするのですが…(※もちろん金儲けの為に人をだます悪徳ビジネスは論外ですよ。)

 

例えば、「コンビニ」なんかが分かりやすいと思います。

コンビニのイメージって、「直ぐ近くにあって便利」とか「大体の物が揃っている」とか「値段が高い」とかじゃないですか。

スーパーに行った方が安いけど、時間がなくて困っている時なんかは、ちょっとした買い物なら少しくらい高くても近くのコンビニ利用しますよね?

 

みんな「値段が高い」って分かってるのに利用するんですよ。

なぜかって「便利」だから。

 

その便利さに「価値」があると感じたから、値段が高くてもその「価値に見合った金額」だと納得して利用しているんですね。

便利さよりも価格の安さに「価値」を感じる人は、少し遠くてもスーパーを利用するんですよ。

 

人それぞれ「価値観」は違うし「求めている事」は違います。

だから、それぞれの「悩み・問題」を解決する為に、それぞれの仕事・会社・組織、商品・サービス…「ビジネス」が存在する訳です。

 

どうでしょう?スーパーより「高値」で販売する事、これは「悪徳の金儲け」ですか?「価値」を提供するビジネスが、まだ「怪しい」と思いますか?笑

 

誰かの「困っている悩みを解決する、幸せにする」これがビジネスの本質

 

なぜ、安くしないと売れないのか?

さて、最初に話を戻します。

あなたの悩みは何でしたか?

「本当はもっと高い値段で売りたいのに、安くしないと売れない…」

 

先程のコンビニの話で分かるように「価値」があると感じたら、値段が高くてもその「価値に見合った金額」だと納得して購入してもらえます。

もっとはっきり言うと、安くしないと売れないという事は、あなたの作品に「価値」を感じてもらえていないという事です。

 

もう一度言います。

誰かの「困っている悩みを解決する、幸せにする」これがビジネスの本質

 

あなたの作る作品(商品)は誰の悩みを解決する為、誰を幸せにする為に作った作品なのですか?

 

そうなんです!

ここが分かっていないのに「売ろう」としているから駄目なんです!

ここがボヤけているから「価値」を感じてもらえず「安く」しないと売れないんです!

 

ベクトル(物事の考える方向)の切り替えが必要

「ビジネスの本質」を理解していないと、絶対に継続的に安定した売上げを上げる事は出来ません。

 

でもね…手先が器用で、得意な事を活かすハンドメイド作家のスタートって…

「自分の得意な事で活躍してみたい!」

「自分の作品を見て欲しい!」

「自分の作品を売ってみたい!」

 

分かります?

そう!最初のスタートって、「誰かの悩みを解決する為」ではなく「全て自分」に向いてるんですよね。

僕も同じように、「誰かの為」ではなく「自分が稼ぐ為」でしたから…。

 

でも僕の場合はとてもラッキーだったのかもしれません。

最初の頃に「亡くなった子を作って欲しい…」という依頼を受けたこと。

これ、稼ぐ為、お金の為に受けれる仕事じゃないです…。

正直、「うわぁ…どうしよう…」と思いましたもん。

でも、悲しくて苦しくて困っていて…

まだレベルの低かった僕の作品でも「価値」を感じてくれて、僕に作って欲しいとお願いされて…

「何とかしてあげたいな」と思って引き受けた仕事だったんですよね。

 

そこで初めて「求められている事に全力で応える。あぁ、仕事ってこれだよな。」

これに気が付けた(というか思い出した)事で、ハンドメイドを仕事にするという事を真剣に考えて、「自分に向いていた」ベクトル(物事の考える方向)を「僕が助けられる困っている人」へと切り替える事で、今「羊毛フェルト作家」としてハンドメイドで生計を立てれるようになりました。

安定した売上を上げる為に「本当に必要な事」

ビジネスの本質を理解したなら、自分に向いていたベクトルを切り替えて「困っている人の悩みを解決する作品作り」に取り組むことが出来る様になります。

 

でも、それだけでは「安くしないと売れない…」という悩みは解決しません。

お客さんが、あなたの作品に「価値」を感じてくれなければいけません。

 

そもそも「本当はもっと高い値段で売りたいのに…安くしないと売れないから…」っていう悩みはどこから来ているのか…?

自分の作品に「自信」がないからですよね?

 

じゃあ、解決策はとても簡単です!

あなたが自信をもっておすすめ出来る作品を作ればイイだけですね。

 

商品(作品)は売るものじゃないんですよ、買ってもらうものなんです。

店頭に並べたり、広告を出したり、商品説明をするのは「売る為」ではなく「価値を知ってもらう為」なんですよ。

 

全ては商品に「求められる価値」があることが大前提なんです。

 

良い作品・求められる作品じゃなければ、いくら独創的にしたり、SNS集客なんかの小手先のテクニックを覚えたところで無駄です。

力はそこに使うのではありません。

 

困っている誰かを助けられる・求められる様な「価値ある作品(商品)」を作れる様にコツコツ努力し技術を上げ続けること、ここに力を注いでください。

これが、ハンドメイドで安定した売上を上げる為に「本当に必要な事」です。

 

 

最後に…

今の時代、とても簡単にビジネスに参入出来る様になりました。

ハンドメイド作品を販売する事も気軽にできる環境が整っています。

 

もちろん、最初の頃は誰だって凄いレベルの作品なんて作れません。

そして、誰もが「ビジネスの本質」を理解する必要もありません。

 

でも、一人でも多くのハンドメイド作家が「ビジネスの本質」を理解して、誰かの悩みを解決する為、誰かを幸せにする為により良い作品を生むという意識になれば「ハンドメイド作品→素人の手作り→安物」という世間の残念なイメージを払拭し、いつか「ハンドメイド作品→機械では作れない職人の一点物→価値のある商品」というイメージに近づくのではないでしょうか?

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

このブログでは作品紹介だけでなく、「いつかハンドメイドで食べていきたい!」と考えている方に、ハンドメイド一本で生計を立てている現役の「専業作家」として有益な情報発信をしていきますので、宜しければ読者登録して頂けると嬉しいです!

 

 

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