羊毛フェルト【にじたま屋】

羊毛フェルト「うちの子」オーダー専門店

羊毛フェルト上達講座: 劇的に技術を上げる「5つの要素」その4-目的を知り数をこなせ

羊毛フェルト【にじたま屋】作家のきたがわたけしです。

このブログは、ハンドメイドや羊毛フェルトを「仕事」にしたいと本気で考えている人に向けて、実際に羊毛フェルト一本で生計を立てている僕の「生の情報」を発信しています。

こんにちは、【にじたま屋】きたがわです。

【劇的に技術を上げる「5つの要素」】4つ目のテーマ「数を作る」について話します。
フェルト教室などに通ったり、オンライン講座を受けてみたけど、思う様に上達しないという人は必見!

技術を上げる5つの事
僕は技術を上げる為には5つの事が必要だと考えている。
①「目的(何のためにやるのか?)」を理解する事
②4つの基本を重視する事
③型(形)を理解する事
④目的を知り数をこなす事
⑤記録に挑戦する事
これは羊毛フェルトに限らず、どんな事にも当てはまると思う。
僕自身、前職も含めて常にこの5つの事を念頭に仕事をして、満足のいく結果を得ることが出来ているのでシェアしようと思う。

削るべき時間

「上達するには数をこなせ!」
今更、そんな事言われなくても分かっているよ。
そう思うかもしれないが、では実際にどれだけの数をこなしているのだろうか?

当たり前の「数」では当たり前の技術しか身に付かない。
「凄い」と思われるような技術を持っている人は、「凄い」と言われるほどの努力をしている。

「練習する時間がない…」
これはただの言い訳か、あるいは何でもかんでも頑張ろうとし過ぎだ。

何かを手に入れるためには、何かを手放す必要がある。
時間をつくりたいのなら、何かに充てていた時間と交換しないと時間は作れない。
だって、1日はたったの24時間しかないのだから。

でも睡眠を削るのはお勧めしない。
結果、全てのパフォーマンスが落ちるからだ。

「削るべき時間」は何かを考えてみると良い。
それは本当に生活に必要な時間なのか?
例えばスマホを触っている時間…何を生み出しているのだろう?
ただただ時間を浪費しているだけの使い方なら見直すべきだ。

たった1分、「あの部分はどうやったら上手く作れるだろう?」
実際に手を動かさなくても、イメージしてみるだけで得るモノはある。
5分、10分あれば、手を動かして試してみる事だってできる。

暇つぶしのスマホ弄りと、たった数分のイメージや練習

未来の自分にとって、どちらが「価値」のある時間だろう?

技術は結果だ

上達のためにはとにかく数をこなすしかない。
「爆速で上手くなる方法!」など存在しない。
日々の積み重ね以外に技術を磨く術はない。

以前、この様な質問があった。
「きたがわさんの様に速く作る技術を学びたい」と…。

とても大きな勘違いをしている。
確かに僕は、早く作る方法を持っている。
でもそれは、異常な数を日々コツコツと積み上げた結果可能になったものだ。
誰もがマネできる事ではない。

何の為に練習しているのか?

では、とにかく数をこなせばいいのか?と言うとそうではない。
ただ闇雲に数をこなしていては上達などしないし、「目的」によっても上達の質と速度は変わる。

「目的」を知り「数」をこなせ。

もし、多くの時間を使って練習しているけど、なかなか上達しないのなら、一度「目的」と「目標」を見直してみると良い。

「何の為に練習しているの?」

「上手く作れるようになること」が「目的」の人は、そこが「最大の目標」で、それがゴールとなってしまう。

でも「ハンドメイドで食べていく為!プロになる為!」が目的なら、プロとして通用する技術を手に入れるという「目標」は、ゴールにたどり着くための通過点でしかない。

当たり前だが、目指すべき場所により準備する事も、行動も変わる。
そこを明確にしないまま、何となく始めてしまうから物事が上手く進まなくなる。

「何の為にやるのか?」
「では、それを実現するためには何が必要なのか?」
「時間はどれくらいかかるのだろうか?」
「お金はいくら必要になるのだろうか?」
「どれぐらいの技術レベルに到達しなければいけないのか?」
「どんな問題が想定されるだろうか?」
「その問題は解決できるのか?」
「解決できないのなら別の方法はあるのか?」
「成功している人はいるのか?」
「どの様に成功したのだろうか?」
「マネできる事はあるだろうか?」
「できない事はあるだろうか?」

…などなど、目的を達成する為に「知っておくべき事」は沢山ある。
逆に知らなければ、目的を達成するのはとても困難になるだろう。

最後に

まず一番大事なのは「目的」、何の為にやるの??
「こうなる為にやるんだ!」
そう強く願うのなら、「じゃあ、何をどうしたら実現できるのか?」を洗い出さないといけない。

「いつか、ハンドメイドで食べていける様になりたい」
そんな考えなら、いつかは一生来ない。

「夢」は思い描いているだけでは「夢」のままだ。
「夢」を「どうやって実現させるか?」を真剣に考えろ。
そうすれば「夢」は「目標」に変わる。

「目標」を立てたなら本気で望め。簡単にあきらめるな。
諦めたくなったり、弱音を吐きたくなったら「目的」を思い出せ。

そうだ。
その為にやるんだ。

そして言葉に出せ。
「よし!やってやる!」

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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