羊毛フェルト【にじたま屋】

羊毛フェルト「うちの子」オーダー専門店

プロが教える!本格的に羊毛フェルトを始めるなら「必要な道具」

羊毛フェルト「うちの子」オーダー専門店【にじたま屋】作家のきたがわたけしです。

このブログでは「いつかハンドメイドだけで食べれるようになりたい!」と本気で考えている人に向けて、実際にハンドメイド一本で生計を立てている僕の「生の情報」を発信しています。

 

この記事では、本格的に羊毛フェルトを始めるなら「必要な道具」を紹介します。特殊な道具ではなく、手芸屋さんやネットで簡単に購入できるもので、実際に僕も使用している道具等を紹介していきます。

「作品を作る」だけでなく「販売」まで視野に入れた道具の紹介ですので参考にして下さい!

 

 

最初に!

僕が作っているのがリアル系の羊毛フェルト作品になるので、動物を作る事を想定している道具の紹介になりますのでご了承ください!

必ず必要となる道具

ニードル

フェルト作家にとって「ニードル(針)」は、最も重要な道具になります。

作品の仕上がりや、作製スピードにも大きく影響する道具なので、様々なニードルを試して、自分の使いやすいモノを探すことをお勧めします。

 

…とは言え、最初は何が良いのか分からないと思うので、僕のおすすめを紹介!

「クローバー」というメーカーの「フェルトパンチャー」シリーズがお勧めです!



このシリーズは「レギュラー」「太針」「スピード針」「仕上げ針」の4種類あります。

 

好みによりますが、僕のおすすめは3種類です。

「スピード針」…文字通り、形を作るのが早く出来ます。

「レギュラー」…初心者の頃は、これが一番使う頻度が高いと思います。

「仕上げ針」…針が細いので、作品に穴が開きにくく表面をきれいに仕上げます。

 

技術が上がってくると「レギュラー」よりも細い針をメインで使うようになってきますよ!

他のメーカーで極細などもありますので、自分の技術に合わせて使うニードルの種類を増やしていくと良いでしょう。

※一応言っておきますが…100均で手に入るニードルは…使えません…

 

 

ニードルホルダー

ニードルは基本的には「1本」で使用しますが、大まかな作業や、面積の大きい場所などを固める時にはニードルの本数が多いと効率よく作業が進められます。

 

こちらも手に入りやすいのは「クローバー」のニードルホルダー!

ちなみに僕は、3本用も5本用も「スピード針」「レギュラー針」「仕上げ針」の3種類のニードルホルダーを準備して使い分けていますよ!

 

この他にも、針の間隔が広い3本ホルダーはとても重宝します!

これは「チューリップ」というメーカーの「フェルト針3本用グリップ(針付き)」

 

マット

フェルティング用のマットは数種類ありますが、スポンジ素材だったり発砲スチロール系のマットは…う~ん…僕はあまりお勧めしませんが好みですね。

発砲スチロール系はすぐに「ヘタる」ので…もったいないから使い続けたりするとフェルトの固まり方に影響が出てきます。

 

僕のお勧めはコチラ!

これまた「クローバー」のブラシマット!

ブラシの上に、布やフェルトシートを敷いて使います。

耐久性抜群で、長く使う事が出来ますよ!

 

 

スリッカーブラシ

ペット用のブラシがあれば、羊毛を混ぜる時に使用できます。

合わせて使うので、2本準備しましょう!

 

 

ハサミ

ハサミは毛をカットするときに使います。

手芸屋さんなどで売っている小さめの物が使いやすいと思います。

ハサミは刃が「ストレート」の物と「反り刃」の2種類は揃えましょう!

反り刃は植毛した毛をカットする時に役に立ちますよ!


目打ち

目打ちは1本あると便利です!

市販のアイパーツなどの取り付け時などに役立ちますし、色々と使えます!

 

ボンド

ボンドはパーツの接着に使用します。

色んなメーカーから「手芸ボンド」が出ているので好みの物を使いましょう!

木工用ボンドでも同じなのですが、手芸用は「ノズル」が細いので細かい作業に向いています。

 

 

簡単に最低限必要になる道具を紹介しましたが、色々なメーカーから便利な道具が販売されています。

技術が上がてくると「こんな道具があったらいいのに…」と思う事が多くなるので、その時に揃えてみるといいですよ!

また、最初の頃(技術の低い頃)は使いづらかった道具も、技術が上がった事で使いやすくなったりと変化してくるので色々と試すことをお勧めします。

 

 

あると便利な道具

保存用の瓶

羊毛を保存しておくのに「瓶」があると便利ですよ!

僕は100均で売っている瓶に入れて保管しています。

色が目に見えて、すぐに取り出しやすいのでとても便利です。

※羊毛保存の注意点! 

直射日光が当たる場所に保管しておくと、羊毛の油分が飛んでパサパサになってしまします!直射日光に長い時間当たらない様に注意して保管しましょう!

 

バリカン

ペット用のバリカンがあると、植毛した毛をカットする時に便利です。

ペットショップで売っている一番安いやつで問題ありません!

デメリットは電池の消耗が早い事ですね。

 

 

針金

針金は「骨格」を作る時に使用します。

ホームセンターで手に入るもので構いませんが、作品の大きさによって「太さ」を選びましょう!

ちなみに僕の作品は約25~30cmくらいの大きさで、「1mm」の針金を骨格に使っています。

 

ラジオペンチ

先の細いラジオペンチは針金を曲げたりする時に使用します。

100均の物でも十分です!

ニッパー

針金をカットするのに使用します!

これも100均の物でも十分です!

 

 

樹脂粘土

樹脂粘土があると自作パーツを作れます!!

手足、耳、鼻は樹脂粘土パーツです。

メーカーは色々あるので好みの物を見つけて下さい。

僕は主に「すけるくん」を使っています!

 

粘土ヘラ(スパチュラ)

粘土造形用に「スパチュラ」と呼ばれるヘラがあると便利ですよ!

犬の鼻とか細かいパーツも作れちゃいます!

全種類はいらないけど、何本かあると便利!

 

レジン

目玉(アイパーツ)を自作するようになったら、レジンがあると便利です。

ガラスカボションとアイシートを接着するのに使えますし、ガラスカボションの代わりに透明な半球自体も作れます。



レジンライト

レジンを固める時に使用します。

小さめのレジンライトと懐中電灯型のライトがあると便利ですよ!

懐中電灯型は一時的な固定に便利です!

100均の「セリア」に売ってました!

 

アクリル絵の具

アクリル絵の具は細かいパーツの着色(※目元など)に使用します。

鼻のパーツなんかも着色する事でリアルに表現できますね!

撮影機材

一眼レフカメラ

作品を「販売」していく上で、商品画像はとても重要になります!

スマホカメラでも可能ですが、本格的に始めたいのなら画質が全く違うので一眼レフカメラの購入をお勧めします!

 

僕が使っているのは「LUMIX GM

カメラは好みがあると思うので、大手電気屋さんなどで実際に手に取って選ぶと良いですよ。

 

撮影キット

作品を撮影する時に撮影キット(照明キット)があるととてもキレイに商品を写す事が出来ます。

Amazonなどで「撮影キット」と検索すると色々な種類の物が探せるので、自分の作品の大きさなどに合わせて選びましょう!(※あまり高額なものは必要ありませんよ!)

 

梱包資材

作品をお届けするのに「箱」が必要になります。

最初のうちは市販の箱でも対応できますが、作品が売れる様になってきたなら自分の作品の大きさに合わせてオーダーする事も考えていきましょう!箱に自分のショップのロゴを入れたりね!

 

また、作品が箱の中でひっくり返ったり、動いたりしない様に工夫しなければいけません!

なにか「緩衝材」を入れるのもいいですが「植毛」」している様な作品だと毛並みが潰れてしまうので悩んでいる方も多いかも。

僕はこんな感じで作品を固定しています。

 

 

素材はどこで買うの?

さて、必要な道具が分かったところで「どこで買えるのか?」を紹介します。

 

基本的には近くの「手芸店」(カナリヤ、ユザワヤ、トーカイ、パンドラ等々…)で実際に手に取ってみる事をお勧めしますが、店舗によっては羊毛の種類が少なかったりするので、そんな時はAmazonがいいですね!

 

ただ、ネットショップは物を揃えやすいとういメリットがあるものの、「色が分かりにくい」「実物が見れない」などのデメリットは理解しておく必要があります。

 

では、最後に「羊毛フェルト」に特化したネットショップを紹介します!

ペレンデール鎌倉さん

ここで各種「羊毛」が手に入ります!(様々な種類が手に入りますよ!!)

また、ニードルなどの種類も豊富なので是非ご覧ください!!

www.perendale.net

 

まとめ

一通り、本格的に羊毛フェルトを始めるなら、揃えたら便利な道具を紹介しました。

これらは、手芸屋さんやAmazonなどのネットショップでも買えますので揃えやすいと思います。

 

ただし、作る作品の「作風」によっては不必要な物もありますし、逆に足りない物もあります。自分の作風などが固まってくると、少しずつ必要なもの(あったら便利な物)が分かってくると思うので、その都度足していけば良いと思いますよ。

 

作品を作るうえで大切な事は「自分のイメージをどの様に表現するか?」だと僕は思っています。

 

例えば「この部分は毛では表現しにくいな」と思う箇所があるなら、「なにが使えそうかな?」素材になりそうな物を考えて探してみて、「これなら作れるのでは?」と仮説を立て何度も試してみる。あるいは逆に「どうやったら羊毛だけで表現できるのか?」を突き詰めてみるのもありだと思います。

作品を表現する素材、方法に正解なんてありません。

自分で試行錯誤して手に入れた「やり方」が正解です。そして、それが「作風」であり「オリジナル」になります。

 

良い道具を揃えて、素敵な作品を世に送り出してください!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

このブログでは、羊毛フェルトの作品紹介だけでなく、「いつかハンドメイドで食べていきたい!」と考えている方に、ハンドメイド一本で生計を立てている現役の「専業作家」として有益な情報発信をしていきますので、宜しければ読者登録して頂けると嬉しいです!

 

 

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