羊毛フェルト【にじたま屋】作家のきたがわたけしです。
このブログは、ハンドメイドや羊毛フェルトを「仕事」にしたいと本気で考えている人に向けて、実際に羊毛フェルト一本で生計を立てている僕の「生の情報」を発信しています。
こんにちは、【にじたま屋】きたがわです。
「いつか、オーダー作家として食べていける様になりたい！」って考えているけど…
「どれくらい技術を磨けばいいの？」
…って悩んでいる人が多いと思う。
そもそも「オーダー作家」になるのに「資格」なんて必要ないし、誰かに認定してもらう必要もないから自由なんだけど…
でも、逆に資格の様な「基準」がないから、いつの時点から始めていいかわからずに、既に実力があるのに自信が無くて始められなかったり、逆に実力も付いていないうちから始めてしまって全然オーダーが入らなかったり…とか、そんな問題が起きてる人も多きと思うので…
そこで、今回は僕の体験や、人に教えてきた経験から「オーダー作家のスタートライン」となる明確な「基準」があるので、その話をします。
これを見れば、「今、自分はスタートラインにいるのか？」、これから先「具体的に何をしていけばいいか？」というアクションプランが理解できます。
もちろんこの基準は、僕の基準なので「これをクリアしないとダメ！」ってモノではないので自由にやればいいんだけど…
でも、少なくとも僕の経験上、この基準をクリア出来ないなら「作家として食べていく」っていうのは１００％無理！って断言できるので、「本気でオーダー作家をやってみよう！」って考えている人はこれを見て参考の一つにして下さい。
動画で見たい方はこちらから✨
では、本題に入ります。
当たり前だけど、実力も付いていないうちから、いきなりオーダー作家になるのは無理。だって、提供できる「価値」を持っていないのだから。当たり前だよね。
だから、まずは「オーダーを受けれるレベルの作品」を作れるようになる事から始めるんだけど、問題はその指標となるレベルがどれくらいなのかが分からない事なんだよね。
これはね、定性的に見てしまうと分からないので、定量的に見る必要がある。
「定量的」っていうのは、物事を数値化出来ること。
例えば、ベースの大きさは直径４ｃｍにするんだよとかね。
「定性的」っていうのは、数値化できないモノ。
例えば、「上手！」とか「素敵！」とかね。人によって感覚が違うもの。
この「定量・定性」で考えられるようになると、見えなかったものが見えてくる様になる。
で、「オーダーを受けれるレベル」を定量的に表すと…
自由作品で「３万円」で売れるレベルの作品が作れる事（※3万円前後）
これは、僕の経験則なんだけど２万円じゃダメ！３万円が基準になる。
作品って、やっぱり上手く作れる時もあれば、上手くいかない時もあるから、２万円くらいだと実力が無いのに上手く作れた時に「まぐれ」で売れちゃう時がある。
でも、３万円ってなると、お客さんも本当に価値を感じないと買わなくなってくる金額なんだよね。
実際に市場を見ていても、自由作品で３万円以上で売れるレベルって、作品のクオリティが変わってくるラインだと思う。
だから、３万円で売れる様になったら、市場に認められるラインに到達したと考えていい。
なので、オーダーを受けれる技術レベルを「基準」として示すなら、この「３万円の壁」を一つの目安にするといい。
大事なのはここから！
勘違いして欲しくないのは「３万円」という金額のラインが重要なのではなく、３万円で売れるレベルに到達するまでに「何を考え、何をしてきたか？」が重要なんだ。
これから話す内容は、今まさに「３万円の壁」を目指している人、あるいは既に突破しているけど伸び悩んでいる人にとっては、「何を考え、何をしていかなければならないか？」というアクションプランになるので、よく聞いて理解して欲しい。
やるべきことが「３つ」あって
１つ目は情報を集めること。
どこが違うのか？どの様なところで金額の差が出ているのか？
例えば「10000円の作品は植毛の柄が細かい！」とかね。
この時に気を付ける事は自分より「ワンランク上」ということ！
例えば、5000円でしか販売できていない人が、いきなり3万円の作品との違いを探しても違いがあり過ぎて無駄！
現状が5000円なら8000～10000円で売れている作品との差を観察する。
２つ目は、観察をした結果「こういうことが差が出る違いじゃないか？」「じゃあ、こうしてみれば上手くいくんじゃないか？」「この方法もあるんじゃないか？」という仮説を立る。
とにかく「違いは何だろう？」「どうやれば上手くいくだろう？」を考える。
常にこの思考を持っている人は、後々、他と圧倒的な差を作れるから是非、意識して実践して欲しい！
３つ目は、仮説に基づいて「失敗を恐れずに」思い切ってやり切る事！
何か「新しいこと」を始める時って、「失敗したらどうしよう…」って考えちゃって消極的になってしまうと変化は起きない。
別に失敗したって何のリスクもないんだから…思い切って「新しいこと」に挑戦してみる！
こうやって、自分の技術レベルと作品価値を上げる「力」を付ける。
「オーダー作家のスタートライン」に立つために大事な事は、「３万円の壁」を超えること自体ではなくて、そこに至るまでに「何をして力を付けていくか？」が重要になるから、そこを意識してスキルを磨くといいよ。
「違いは何だろう？」と常に疑問を持つ事！
「どうやれば上手くいくだろう？」と上手くいく方法しか考えない事！
「絶対にやり切ってやる！」という強い意志を持つ事！
自分の限界を決めるのは自分
出来ないと思うと、出来ない。
良くも悪くも「思考は現実化」する。
「疲れた…」とダルそうなトーンで言葉にすれば、もっと疲れを感じる。
「疲れた～！でも頑張ったなぁ～」と明るく言えば、疲れは爽快感となる。
言葉は「思考」を変えるし、思考が変われば「行動」も変わる。
その行動の結果が「未来」を変えるからね！
今みんなが一番最初にやるべきことは、
自分にプラスになる言葉を使う事！
人が喜ぶ言葉を使う事！
マイナスな言葉を発する人やモノから距離をとる事！
そうすると、望む未来がグッと近くなるんじゃないかな？
最後まで読んでいただきありがとうございました！
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