羊毛フェルト「うちの子」オーダー専門店【にじたま屋】作家のきたがわたけしです。
このブログでは「いつかハンドメイドだけで食べれるようになりたい!」と本気で考えている人に向けて、実際にハンドメイド一本で生計を立てている僕の「生の情報」を発信しています。
「ハンドメイドを仕事にして生計を立てたい!!」
どんなに強く願っていても、「やり方」を間違えているといつまで経ってもその目標は達成できません。
…う~ん
誤解を恐れずに言うと、本気でハンドメイドを仕事にしたいなら「趣味で作家」をしている人達から学んでも「プロの作家」にはなれませんよ…という事
(※この記事の中では「プロの作家」とは「作家業を生業」としている人を指します。趣味でハンドメイド作家として活動をされている方や「やり方」を否定している訳ではありません。)
ちゃんと食べて行けるだけの売上・収入を安定して作れていない人から、食べて行けるだけの売上・収入を得る為の「ノウハウ」は学べません。
だって、その人は自分で出来ないのだから…。
例えるなら、野球で「いつかメジャーリーグで活躍したい!!」って夢を持っているのに、日本のプロ野球界で技術を学ばずに、町の草野球チームでメジャーで通用する技術を学ぼうとしている…みたいな。
もう「やり方」と「進むべき方向」が間違っていますよね。(※不可能ではないけど、可能性は限りなくゼロに近い…)
でも多くのハンドメイド作家さんは…
「趣味の延長」で小さな売上げを作っている作家さん(草野球チーム)の「やり方」を真似します。
もちろん、「上手くいっている人」を目標にして「やり方」を真似する事はいい事だと思うし、絶対にやらなければいけない事です。(※作風を真似する事ではないですよ!!)
ただ、「やり方」を見本にするのはいいんだけど、その見本にしている人がちゃんと食べて行けるほど稼げていますか?(メジャーに通用する「やり方」を持っていますか?)という事が重要です。
よく見るのが、カフェなんかに行くと時々「ハンドメイド販売コーナー」みたいなのを目にします。
僕も仕事柄、気になって見るのですが「なぜ、この作品をこの店で委託販売しているのだろう…??」と不思議に思う事が多いです。
想像できるのは、ハンドメイド仲間の先輩作家が、カフェで委託販売をしているから自分も…みたいな感じで、そのカフェのコンセプトと全く違う様な作品なんかを販売しているのだろうなぁ…とか。とにかく作品の露出を増やす為に、知り合いの店に置かせてもらっているんだろうなぁ…とか。
(※カフェのコンセプトと全く違う様な作品を販売する事を許可しているカフェも集客には繋がらないのに…。)
マーケティングを理解していない人の真似をしても「間違ったやり方」しか手に入らないんですよ…。
※マーケティングとは、簡単に言うと商品が売れる為の「仕組」や「道筋」
カフェの委託販売の例で言うと、例えば「猫カフェ」にハンドメイドの「猫作品」なんかを委託販売で置かせてもらうのは、カフェのコンセプトとあっているし「集客」に繋がるのでアリだと思います。
ただ、「猫作品」なら何でもいい訳ではありません。
「猫カフェ」に来るお客さんって、どんな人??
「猫好きなんだけど、自宅では猫を飼えない」とか、そんな感じかな。
だったら、そのお客さんに「猫じゃらしグッズ」を販売しても売れないじゃないですか。だって、自宅に猫がいないのだから。
でも、猫好きだけど訳あって猫を飼えない人が欲しくなる様な商品(作品)、例えば自宅に飾っておくと癒しになる様な「猫作品」を用意してあげれば…売れるんですよ。
前の記事でも書きましたが、「作りたい物」ではなく「求められる物」を作って売らないとダメなんですね。
そして、最も大事な事は「求めている人」がいる場所で売るという事
この様に、「正しいやり方」を知って活動する事で、あなたの作品が安定して売れていくんです。
ハンドメイド作家の多くがちゃんと稼げない理由は、「趣味の延長」で販売をしていて「ビジネス」として考える事が出来ていないからなんです。
ジャンルを問わず、ハンドメイド作家として成功している人は100%「ビジネス」を勉強して理解しています。
誤解しないで欲しいのは、別に「プロの作家」になる事が正解だと言っている訳ではありません。
元々、趣味で始めたハンドメイドなら、「好きな物を作る!」という制作活動を楽しんで、知り合いの店で委託販売をしたり、時々イベントやマルシェなんかに出店して、仲間の作家さんたちやお客さんと触れ合う事が「楽しい!!」って人は、「好きな事で楽しむ事!」が目的なのですから、それが「正しいやり方」で正解になります。
でも、「ハンドメイドで食べていきたい」「収入の柱を増やしたい」という事を「目的」としているなら、その「やり方」は「間違ったやり方」になってしまうんです。
目指すべきゴールが違うので当然です。
という事で、本気でハンドメイドを仕事にしたいなら「趣味で作家」をしている人達から学んでも「プロの作家」にはなれません!
「プロの作家」を目指すなら「プロの作家」に学べ!…というお話でした。
(※この記事の中では「プロの作家」とは「作家業を生業」としている人を指します。趣味でハンドメイド作家として活動をされている方や「やり方」を否定している訳ではありません。)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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