羊毛フェルト【にじたま屋】作家のきたがわたけしです。
このブログは、ハンドメイドや羊毛フェルトを「仕事」にしたいと本気で考えている人に向けて、実際に羊毛フェルト一本で生計を立てている僕の「生の情報」を発信しています。
こんにちは、【にじたま屋】きたがわです。
羊毛フェルト「オーダー作家育成プロジェクト」
羊毛フェルト「うちの子オーダー作家」を目指す人の為の「オンラインスクール」を開校します！（準備中）
僕は、毎月安定した収入を得ることで「ハンドメイドで食べていく」を実践している。
なぜ、ハンドメイドで「安定した収入」を作れるのか？
これにはいくつかの要素があるが、僕の場合は大きく3つ。
・高額商品（オーダーメイドの付加価値）
・予約、受注作製（集客力が必要である）
・活動時間（1日の使える時間）
高額商品（オーダーメイドの付加価値）
どんなに「売れる」ようになっても、薄利多売で利益が少なければ当然食べていくことは出来ない。商品単価を上げる事は必須条件だ。
その為、「ハンドメイドで食べていく」を目指すなら、ジャンルによっては不可能な場合もある。
「うちの子オーダーメイド」の場合、「似せる」という大きな付加価値が高単価を可能にしている。
ただし、大切な事は「高額商品＝価値」が成り立っていなければならない。
そして、その「価値」はお客さんが決める事だ。
価値が伴っていないのに、やみくもに価格を上げれば逆効果になる。
高額商品にするなら、作品の価値そのものを上げる事が絶対条件だ。
予約、受注作製（集客力が必要である）
店頭に並べて、いつ売れるか分からない販売方法よりも、「予約、受注作製」は在庫を抱えるリスクがなく、予約で埋まれば売上が安定する。
予約が埋まるという事は「未来の売上が予測できる」という事だ。
これは単純に「売上が見込めて安心」ではなく、予測売上から生じる利益を予想できることが最大の利点になる。
どういう事かというと、いつ売れるか分からない通常の販売方法では、商品が売れて手元に残ったお金から「予算」が決まる。
広告や宣伝費、または新作を作る為の見積もりなど「次の仕掛け」に着手できるのは「売れた後」になるという事だ。
だが、「未来の売上が予測できる」状態にある場合は、商品が売れる前から手元に残るお金が分かるので「売れる前」から次に仕掛けられるのだ。
これにより事業が伸びるスピードも大きく変わる。
もちろん、どちらの販売方法も「集客」が出来ている必要があるので、販売形式よりも集客力が必要になる。
活動時間（1日の使える時間）
１日は２４時間しかない。その中で、どれだけの時間を「活動時間」として確保できるかが重要だ。
この「活動時間」とは、ハンドメイド作家なら「作家活動」をしている時間の事だ。
勘違いしてはいけないのは、作品を作っている作業時間だけではない。
ハンドメイドの場合なら、作品の企画、素材の選択、仕入れ、作製、撮影、陳列、広告、宣伝、集客、お客さんとのやり取り、梱包、発送、経理、リサーチ、ブログ、SNS等々…これら全ての時間が「活動時間」だ。
一つの作品を作るのに、どれだけの時間コストがかかっているかを把握していないから商品を安価で販売してしまう。
僕は起きている時間のほとんどが「活動時間」だ。
食事入浴の時も何かしら考えている。
それは働き過ぎだと思うかもしれないが、あまり働いているという感覚はない。どちらかというと、スキルアップのために勉強しているという感じだ。
僕は、この3つの要素があるから「ハンドメイドで食べていく」を実現できている。
「ハンドメイドで食べていく」を目指す人へ
では、これらの要素がない人は「ハンドメイドで食べていく」を実現する事は無理なのか？
当たり前だが、「活動時間」を作れない人が「ハンドメイド一本」で食べていくのは不可能だ。
だけど、なにもハンドメイド一本で生計を立てる必要はないし、そんな事に拘る必要もない。
むしろ、収入の柱が１本しかないのは、危険でしかない。（※会社務めにも同じことが言える。）
何か特別な理由でもない限り、今の仕事をしながら「副業」として、ハンドメイドで収入を作るべきだ。
羊毛フェルトオーダー作家の場合、月に１体を作る時間がある人なら、技術にもよるが月収１０～３０万は十分に可能な数字だ。
目的と目標
自分の「目標」を明確にするべきだ。
月にいくら稼ぎたいのか？
漠然と10万円稼ぎたい！では駄目だ、絶対に稼げない。
10万円稼ぎたいのなら、「なぜ、10万円収入を増やす必要があるのか？」
その「目的」、行動する理由「何のためにやるのか？」を明確にし、その為に必要な事を「目標」に設定して「行動」しなければ達成できない。
「何のためにやるのか？」
ゴールが分からなければ、どの方向に進めばいいのか？何をすべきかが分からない。
想像してほしい。
あなたが休日に「せっかくの休日だし、どこかで美味しいモノでも食べてゆっくり過ごしたいなぁ」と思って、漠然とした考えのまま出かけたとしても、どこの店に行くか迷いながらになるので凄く疲れる休日になるだろう。
あなたの「休日にゆっくり過ごしたい」という目的は達成されないどころか、むしろ逆効果になる。
でも、「せっかくの休日だし、あの店の美味しいランチを食べてゆっくり過ごそう！」と「目的」がはっきりしていたら、ランチ時間に間に合うように準備をして、時間を無駄に使うことなく目的を達成するだろう。
これは「目的」がはっきりとしているから、その為に必要な「いつまでに何をやる」という「目標」を立てることで、迷わずに「行動」することが出来るのだ。
もし、あなたが「今、何をすべきか分からない」なら、一度「何のためにやるのか？（目的）」を深く考えた方がいい。
最後に
「何のためにやるのか？」
「どんな自分になりたいか？」
「いつまでにそうなりたいのか？」
これらを明確に想像することが何よりも大切だ。
「思考」は「現実化」する。
想像できない事は実現しない。
思考は現実化するというと鼻で笑う人がいるが、その様な人は一生今のまま大きく成長することはないだろう。
思考が現実化するのは「当たり前」だ。
なぜなら、「思考」が「行動」を変えるからだ。
そして、その「思考」を変えるのは「言葉」だ。
自分には無理だ…と、いつも「出来ない言い訳」をしていないだろうか？
それではいつもマイナス思考だ。出来る事も出来なくなる。
自分の「言葉」が「思考」を変え、思考が「行動」を変えるんだ。
その行動の結果が「未来の自分」を作るんだ。
今の自分の姿は、これまでの「思考」と「行動」の結果だ。
成し遂げたい未来、なりたい自分があるのなら、言葉を大切にして思考を変え行動してみよう。
あなたの未来は、あなたの手の中にあるんだから。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
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