羊毛フェルト【にじたま屋】作家のきたがわたけしです。
このブログは、ハンドメイドや羊毛フェルトを「仕事」にしたいと本気で考えている人に向けて、実際に羊毛フェルト一本で生計を立てている僕の「生の情報」を発信しています。
こんにちは、【にじたま屋】きたがわです。
僕は「ハンドメイドで食べていく」為に必要な事を発信しているが、「趣味として楽しむ」ことが、本来のハンドメイドの姿だと思っている。
今、時代が変わり、働き方が変わり「好きを仕事にする」「得意を仕事にする」、そんなことが誰でもできる時代になった。
ただね、勘違いしてはいけない。
僕はこの「好きを仕事にする」「得意を仕事にする」…、この手のキャッチコピーは大きな誤解を生んでいると思う。
好きな事も得意な事も、そこに「ニーズ」がなければ仕事にはならない。
「好きを仕事にする」「得意を仕事にする」という意識は、ベクトル(※物事の考え方、向いている方向)が自分に向いている。
「ハンドメイドを仕事にしたい!」
そう思うなら「好きを仕事にしたい!」「得意を仕事にしたい!」という自分本位な考えではなく…
「自分が好きで得意な事は、誰の役に立てるだろう?」という視点をもって考えてみるといい。
それを何度も何度も、深く考えてみよう。
考えないから見つからない。
暇つぶしで、何となくスマホを触っている時間を「考える」時間に変える事を始めてみるといい。
きっと、どんな作品を作れば良いのか見えてくる。
ハンドメイドを「仕事」にしていく為には、「好きなモノ」を作るだけでなく「求められているモノ」を作る必要がある。
では「求められているモノ」って何?
どうやって考えるの?
「マズローの欲求五段階説」を使って考えてみるのも一つの手だ。
これは心理学者アブラハム・マズローによって提唱された理論で、人間の欲求は5つのレベルに分かれていて、基本的な欲求が満たされることによって次第に高次の欲求が現れるとされている説
自分の好きで得意な事、自分の作る作品は「どの欲求」を満たしてあげることが出来るのか?を考えてみるといい。
例えば僕の仕事「うちの子オーダー」なら…
「2.安全の欲求」…ペットロスが原因の精神的な不安
「3.愛情の欲求」…失ってしまった「愛情表現」の場
これらを満たしてあげることが出来る。
この様に考えてみる事で「お客さんの抱えている悩み、問題、求めているモノ」が見えてくる。
ただし、より解像度を上げるために一つの理論やフレームワークを当てはめるのではなく、複数の理論から多角的に考える必要がある。
この様な「考え方」「やり方」を学ばないとハンドメイドを「仕事」にして食べていく事は出来ないと思った方がいい。
「趣味」としてハンドメイドを楽しんでいる人は、こんな「考え方」でやっていたら楽しくなくなるからやらなくていい。
でも、もしこんな「考え方」を取り入れて楽しくなってくるなら、あなたは起業に向いていると思う。
「仕事(ビジネス)」をするのだから「仕事術」を磨かなきゃ勝負できないよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
為になると思ったら「読者登録」して頂けると嬉しいです!
👇HP開設しました~!
こちらから、「うちの子オーダーお問い合わせ」や「オンライン教室」「無料相談/個別コンサル」「作品ギャラリー」などが見れます。HPからYouTubeチャンネルにも行けますので、ご覧ください!